お金を貯めようと思うんだけどなかなか貯められないんだよな…
こんな悩みを解決する記事を書きました。
僕も全然お金を貯められない人間でしたが、ミニマリストになって、2022年8月からようやく家計簿をつけ始めました。
実は、お金が貯まらない人の特徴に「部屋にモノが多い」ことが挙げられます。
そこで、記事の前半では『お金が貯まらない人の特徴5つ』を紹介し、記事の後半では『お金を貯めるために必要だったコツ』を解説します。
結論、貯金0円だった僕が考える貯金のコツとオススメの貯金方法は以下の通りです。
✅貯金のコツ
- 部屋を片づける
- 目的と目標を決める
- 1ヶ月の支出を把握し、改善する。
- 収入よりも低い生活水準で暮らす。
✅貯金方法
- 先取り貯金(収入の一部を無いものと思い先に貯金する)
この記事を読むことで、お金が貯まる人に変われますよ。
お金が貯まらない人の特徴5つ
お金が貯まらない原因はシンプルです。
それは、収入よりも支出が多いから。
僕も毎月の給料を入った分だけ、そのまま使用していました…
貯金するためには、支出を減らして収入を増やす以外の方法はありません。
そんなことは分かっていても、なかなかお金って貯まらないですよね。
そこで、お金が貯まらない人の特徴を当てはまっていないか確認しましょう。
- ①部屋にモノが多い
- ➁収入を基準に生活している
- ③支出を把握できていない
- ④安いからという理由でモノを買っている
- ⑤目標や目的がないまま貯金しようとしている
特徴①:部屋にモノが多い
1つ目の特徴は「部屋にモノが多いこと」です。
部屋にモノが多い人ほど、お金の管理もできなくなってしまっています。
例えば、「雨が降る度にコンビニでビニール傘を買ってしまい、部屋に傘が何本もある」という経験ありませんか?
不要なモノをつい買っていると、部屋にモノが増え、余計なお金も払っていることになります。
そして、不要なモノを保管するために、収納グッズを買ったり、広い部屋に引っ越す必要があるんですよね。
部屋にモノが多い人は、結果的にお金が貯まらない悪循環になってしまっているのです。
特徴➁:収入を基準に生活している
2つ目の特徴は「収入を基準に生活していること」です。
収入に合わせて、広くて新しい部屋に引っ越したり、毎日外食生活をして、収入以上の生活費になっていました…
収入と同じ額で生活していれば、お金は全く貯まりません。
また、生活水準ってあげていくのは簡単なんですけど、上げた生活水準を下げていくのって本当に難しいんですよね。
例えば、年収600万円の生活水準の人が、年収400万円の頃の生活費に下げられる人は少ないと思います。
そのため、生活費を上げずにミニマムに暮らしていくと貯金が増えていくことになるんですよね。
特徴③:支出を把握できていない
3つ目の特徴は「支出を把握できていないこと」です。
貯金とは、収入から支出を引いた余りのお金です。
そのため、支出を把握することは貯金をする上では必須項目!
どんなモノにお金を使っているのか、いくら支払っているのかを把握しなければ、支出の見直しもできません。
特に気づかぬうちに支払っている固定費の見直しは支出を抑えるために効果絶大です。
見直すべき固定費は記事の後半で紹介しますね。
特徴④:安いからという理由でモノを買っている
4つ目の特徴は「安いからという理由でモノを買っていること」です。
あなたも「割引してるから」「セットでお得だから」という理由で買い物をしたこはありませんか?
- 洗剤などのセット販売だから安い
- 50%オフのクーポン券が出た商品から安い
- 月額数百円のサブスクだから安い
値段だけで判断し買い物をしていると、実は対して欲しくないモノも買ってしまいがちです。
貯金が出来ていない人ほど「安ければ安いほどいい」と値段ばかりに目がいっているのです。
そのため、モノは値段ではなく、本当に必要かどうか・買うとメリットがあるかどうかの価値で判断していきましょう。
- 満足感に繋がるモノ:好きな匂いの香水、好きな色の服
- リセールバリュー(売却時)の価格が高いモノ:iPhone、Mac Book
- 時間が増えるモノ:家事代行サービス、ドラム式洗濯機
- 自分の価値を上げるモノ:本、資格取得のための講座
価値で判断できると、無駄な支出を減らすことにつながりますよ。
特徴⑤:目標や目的がないまま貯金しようとしている
5つ目の特徴は「目標や目的がないまま貯金しようとしていること」です。
やはり、目標や目的無しで貯金を継続できるほど、人の意志って強くないんですよね。
例えば、毎月1万円貯金しようと思っても、途中で欲しいものがあったら貯金よりも買い物を優先してしまったことはありませんか?
貯金したい気持ちはあったけど、目標や目的が無かったので、全然貯金できませんでした。
そのため、貯金の目的や目標金額が決まらないと、お金を貯めることは本当に難しいのです。
お金を貯めるために必要だったコツ5選
ここまでお金が貯まらない人の特徴を5つ解説してきました。
とはいえ、お金が貯まらない特徴より、お金が貯まる行動を知りたいですよね。
お金を貯めるのって難しいことですが、実はちょっとした行動で貯められるようになります。
一言でいうと、「お金が貯まらない人の特徴と反対のことをすればOK」なのです。
全く貯金してこなかった僕でもできたお金を貯めるのに必要だったコツは以下の通りです。
- ①部屋を片づける
- ➁支出を把握して見直す
- ③収入よりも低い生活水準で暮らす
- ④モノを買うときは価値で判断する
- ⑤目的と目標(目の前と未来)を決める
お金を貯めるコツ①:部屋を片づける
まず、お金を貯めるためには部屋を片づけることが重要です。
「部屋の片づけと貯金に何の関係があるの?」と思うかもしれません。
部屋が片付くと貯金ができる一番の理由は『時間にも心にも余裕ができて、行動しようと思えるから』です。
例えば、部屋の状態は心の状態を表しているとよく言われています。
部屋が片付いていない状態だと心も片付いておらず、余裕が無い状態になっているのです。
そのため、何か新しいことに挑戦する余裕がなくなってしまっています。
だからこそ、部屋を片づけることで「貯金をしよう!」と思い、行動できるようになっていきます。
お金を貯めるコツ➁:支出を把握して見直す
お金を貯めたいなら、自分の支出を把握して、現状を知ることが大切です。
支出には大きく分けると固定費と変動費の2種類が存在します。
✅固定費
- 家賃
- 通信費
- 保険費
- 車両費
- 水道光熱費
✅変動費
- 食費
- 交際費
- 趣味・娯楽費
- 日用品費
お金を貯められない頃の僕は、毎月何にお金を使っているのか全く把握していませんでした。
お金を貯めるためには、毎月の支出を全て洗い出すことが重要だったのです!
そして、支出を把握したら、固定費の見直しを行っていきましょう。
固定費を年間100万円削減した方法については以下の記事で紹介しているので、合わせて読んでみてください。
固定費の削減は、一度行うだけで効果がずっと続いていきます。
特に固定費削減のメリットは、生活の質に大きな影響を与えないところ。
給料を10万円上げるよりも、固定費を10万円削減する方が圧倒的に楽でした。
「どの固定費から見直せばいいの?」って方は、簡単にできる通信費の削減から始めていくことをオススメします。
お金を貯めるコツ③:収入よりも低い生活水準で暮らす
お金を貯めるためには、収入よりも低い生活水準で暮らしていくことが大切です。
例えば、月の手取りが30万円の場合は20万円、月の手取りが20万円の場合は15万円の生活水準のような感じです。
初めから手取りの一部を無かったことにする「先取り貯金」をしておきましょう。
貯金していなかった頃は、収入が増えた分に比例して生活水準を上げていました…
当然、お金は貯まらないまま20代を過ごしました。
お金を稼ぐ力がバグっていれば、支出を気にする必要はないのかもしれません。
けれども、僕みたいな凡人サラリーマンは支出を意識せずにとお金を貯めることはありえませんでした。
お金を貯めるコツ④:モノを買うときは価値で判断する
モノを買う時、「安いから」「お得だから」と価格で判断していました。
しかし、どれだけ安くても価値が無いモノを買っているとお金は貯まりません。
お金を使うときには、「消費・投資・浪費」を意識してみるとお金の使い方が変わってきます。
- 消費:生活するために必要なお金
- 投資:お金を増やすために必要なお金
- 浪費:心を豊かにするために必要なお金
全てのお金を消費だけに使っていると心が貧しくなってしまいます。
当然、友達や家族との旅行や、美味しい食事、趣味に使うお金など、人生を豊かにする浪費も必要です。
しかし、お金を貯めたければ、そのモノの価値で判断できるようになりましょう。
欲望のままにお金を使っていたので、お金は貯まりませんでした…
そして、未来に繋がる自己投資へのお金は削減しないようにしましょう。
- 書籍代
- ブログ運営費
- パソコン・スマホ
- ミニマリスト交流会費
- 旅行代
特に経験に使うお金は、惜しまないようにしています。
「人と会う」「新しい場所に行ってみる」「やったことないことをやってみる」を経験すると人生の価値観が変わっていきます。
価格ではなく価値で判断できるようになると、良い買い物ができるようになりましたね。
お金を貯めるコツ⑤:目的と目標(目の前と未来)を決める
人の意志はとても弱く、漠然とした状況だとなかな貯金できません。
例えば、100万円貯めるとします。
しかし、目標がないと「なんで貯金してたんだっけ?お金貯まったし使っちゃえ」となってしまうのです。
または、目的のないお金が余っていると、怪しい投資案件やセミナーにお金を払ってしまうきっかけになるかも…
とはいえ、目標を決めろと言われても思いつかないですよね。
そこで大切なのが「将来の大きな目標」と「目の前の小さな目標」を決めることです。
なぜなら、将来の目標だけだと達成感を感じないし、目の前の目標だけだと途中で気が抜けてしまうからです。
将来の大きな目標と目の前の小さな目標について、僕の例を参考に解説していきますね。
将来の大きな目標の例
僕の将来の大きな目標は「時間や場所に縛られない自由な暮らし」です。
少し具体的にすると以下のような目標になります。
- 好きな時に趣味に時間を使える生活を送る
- 週に2~3日だけ働く生活をする
- 毎月の配当金で月10万円の不労所得を得る
3,000万円を元本に利回り4%で運用できれば、年間120万円、月10万円の不労所得。
年間120万円の不労所得があれば、僕の理想の暮らしの実現も夢ではないです。
しかし、3,000万円と聞くと心が折れてしまいそうです。
そこで、必要なのが「目の前の小さな目標」だったのです。
目の前の小さな目標
目の前の小さな目標は以下に設定しています。
- 固定費を削減する
- コンビニに行かない
- 平日は外食しない
- 生活防衛資金100万円貯める
- 毎月3万円を貯金・投資する
固定費削減は出来たので、今は生活防衛資金の100万円を貯めています。
生活防衛資金は会社員なら生活費の半年分とよく言われており、100万円あれば十分だと思っています。
目の前の小さな目標を一つずつ達成していくことだけが、将来の大きな目標を達成する道だと考えています。
将来の目標だけでは疲れてしまうので、目の前の小さな目標に向けて一緒に頑張っていきましょう。
まとめ:お金が貯まらない人の特徴を知って、自分の行動を変えていこう
今回は、「お金が貯まらない人の特徴5つ」と「お金を貯めるために必要だったコツ5選」を紹介しました。
- お金が貯まらない人の特徴5つ
- 部屋にモノが多い
- 収入を基準に生活している
- 支出を把握できていない
- 安いからという理由でモノを買っている
- 目標や目的がないまま貯金しようとしている
- お金を貯めるために必要だったコツ5選
- 部屋を片づける
- 支出を把握して見直す
- 収入よりも低い生活水準で暮らす
- モノを買うときは価値で判断する
- 目的と目標(目の前と未来)を決める
貯金とはシンプルに収入から支出を引いた残りです。
支出を減らして収入を増やせば、誰でも貯金することができます。
ただし、目的なしで貯金をしていくことはモチベーションも保てないし、難しいです。
そのため、「何のために貯金して、いくら必要なのか?」を考えて、将来の大きな目標と目の前の小さな目標を持ってみましょう。
少し頑張れば達成できる目標があると、モチベーションが上がり、一歩ずつ将来の目標に近づくことができます。
今日はコンビニに行かなかったぞ!って感じでモチベーション上げてます
目標が決まったら、まずは1ヶ月の支出を把握して固定費の削減を始めていきましょう。
支出の把握には「家計簿アプリ」の利用が便利です。
僕は家計簿を自動生成してくれるマネーフォワードMEを利用しています。
一つ忘れないでほしいのは、お金には今を楽しく生きるために必要な浪費も含まれています。
消費・投資・浪費のバランスが大切で、心が貧しくなるまで節約する必要はないです。
今回の記事を参考に、「支出を見直して、貯金を始めよう!」と行動してくれると嬉しいです。
一緒にお金を貯めていきましょう!
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